ねこさん(夫)と私と子どもとうさぎ

ねこのような謎の生き物、ねこさんと2020年生まれの坊やの観察記録。ものづくり仕事の私の所感

後ろ向きが前向きに

先日温泉で話しかけてきたご婦人に、こんな大変な時代を生きる子どもで可哀想ねと言われた

7.80代の方にそんなこと言われるとは思わずびっくり、たしかに以前は私もこんなことを考えていた。それこそ核戦争後の地球みたいな状態や震災や災害、気候変動、こんな不安定な世界に産んでもいいのか、長く自問してきた。

 

20代の頃40を機に入学した後輩が世界は閉じる方向に向かっていると話していたのが印象的で

ずっと言葉の意味を考えている。

その後彼女は工芸をやめ、親を介護し、親や姉を見送ったと賀状に書いてあった。子どもや工芸の話はかけないなと思い、やり取りは途絶えてしまった。彼女の世界は今,これからどういうところへむかうのか

私が結婚しない、子どもを持たないことを選べなかったのは単純に孤独が怖かったんだ、孤独な道を進む勇気があるなら共に生きてくれる、私を支えてくれる人を探して歩く気力もある

どの不安が自分の中で一番大きいか整理した結果、私は昔も今も幸せで、未来に希望を持っている

若者にありがちな不安定さで後ろ向きに全力で走り続けた結果違う道の前向きになったような感じだ、不安な時代だからこそ新しい希望を産む必要を感じたのだ。実際子どもが生まれて多くのことがどうでもよくなり、1日に何度も掃除機をかける"お母さん"になった

 

ちびっこ連れだと色々な人が話しかけてくる

害されるようなことはほとんどない。かわいいねと、会えて嬉しいといわれる。幸せが君を中心に広がっていく。息子は毎日こんなに楽しいことない!って顔で笑う。ずっと盛り上がっている。もう本当にそれだけでいい

世界にあるのは幸せだけでいい