ねこさん(夫)と私と子どもとうさぎ

ねこのような謎の生き物、ねこさんと2020年生まれの坊やの観察記録。ものづくり仕事の私の所感

子どもの頃のおもちゃのはこに

ねこさん(夫)は息子が何かに執着している姿をみるといつも、18に家を出るとき持たせてやるからな!と言う。

3人兄妹の中で私だけ大学生は一人暮らし!と幼い頃から言い続けてきたためか、建てられた家の私の部屋もすぐに片付けられ、実家に残る荷物はどこに行ったかわからない。大方興味抜けているのだ、実のところは。

巣立った後は確かに私の家ではないのかもしれないが妹の荷物は残ったままなのを見るとなんとも言えない気持ちにはなる。まあ自分で望んだ通りなんだけど。

自分で選んで決めてきたから、まあ諦めもつくし納得できる。何もかもは持っていけないし大事なものは変化する。

息子には大きく羽ばたいて欲しい気持ちと、たまには古巣に帰ってきて欲しい気持ちが同居してる。まだ早いけど。ほっぺを押し付けてキスをねだるとか君の名誉のために私たちの記憶の中だけで楽しもう。可愛すぎる今から、髭を生やしてめんどくさそうに話す未来を夢想する。

おしゃぶりも毛布も小さな靴も多分あなたには過去のもの。私は小さな宝物を集めた箱は、内緒で持っておくかな。